結婚した翌年2月に私がバリ入し旦那様は日本の桜が見たいとの事で3月から3ヶ月日本へ遊びに行く事になりました。まずパスポート作成。
日本人の奥様がいるバリ人の友達にいろいろ聞いてのパスポート作成。
しかし田舎の役所は今のように書類の管理など出来てないので村で日本で言う戸籍謄本みたいのを作成するところからでした。
やっとの事でパスポートを作成し、私と一緒に初めての海外の日本へ。
乗り物酔いをしやすい旦那様は酔い止めを服用。
この為初めての飛行機でずっと寝ていました。
あっという間に日本に到着したと感じたようです。
初めての日本は3月とは言えまだまだ寒く、木があまりない景色をビックリしたようでした。
また電車で外の景色を見ると酔ってしまうようで外を見ないようにしていました。
本人はなんて事ない感じを装っていましたが内心はドキドキだったのではと思います。
私は翌日から仕事でしたので旦那様は家でお留守番でTVをずっと見ていました。
バリ人の友達もいなくて見知らぬ言葉もわからない日本でしたがじーっといろいろな人のやり方や対応などをみて旦那様なりに馴染んでいったのでした。
1回ひとりで近くのコンビニへ行ってみたようですが怖くなり帰ってきたと話していました。
今でも旦那様はどんな事も見て盗み覚える職人気質は変わりありません。
そして自分なりの対応をしていく人です。
週末になると買い物へ行ったりお散歩へ行ったりと日本を旦那様なりに楽しんでいました。
生ものは初めて食べたようですが新鮮な物は食べられるようになりご飯よりおかずの多さに驚いていました。
桜はお気に入りで何度も花見へいきました。
その後3ヶ月はあと言う間でまた私と一緒にバリ島へ帰るのでした。
初Japanの事はあまり旦那様に聞いた事はありませんが、その後約3年後からはベースを日本にする事になります。
それまで旦那様はバリ私は日本という遠距離夫婦となるのでした。